ナースが転職するのに必要なことを綴る日誌

急性期病院で看護師として働いていて仕事が忙しく、もう少しゆっくりと働くことができる転職先を探しているなら慢性期病院がおすすめです。急性期病院では覚えることが多すぎたり、忙しすぎて体調を崩し働き続けることができないという人がいるかもしれません。失敗するのではないかと常に緊張していて疲れてしまったり、性格的に急性期病院で働くことが合わないという人もいます。特に経験の少ない新人がこのように感じる傾向がありますが、どうしても耐えられないという場合には転職することで解決できるかもしれません。

看護師は資格を必要とする職業であり、人手が不足している職場も多いことから、転職も難しくはない職業となっています。今よりもより良い働き先を求めて転職を考えているという人も多いのではないでしょうか。求人が多いとはいっても、好条件の求人となれば多くの応募が集中することになり、採用されるのは簡単なことではありません。内定をもらうことができるのかを左右するのが面接です。身だしなみや話し方など、基本的なマナーに気をつけておかなくてはならないのは当然のことですが、それ以外にも面接官が重要視しているのが、志望理由です。

履歴書や職務経歴書で重要な鍵を握っているのが、学歴と職歴だと言われています。転職の面接の際には、必ず前の職場を辞めた理由を面接官から訊ねられます。転職の回数が多いと印象も悪くなりますし、人間的なマイナス要因があると捉えられてしまうこともあります。ただ一つの例外と言えるのが、医師や看護師ではないでしょうか。業界全体でヘッドハンティングが展開されていますし、優秀な人材は厚待遇で迎えられるのではないでしょうか。

より良い待遇で働くために転職を志す看護師は多くいますが、できるだけ経験のある診療科目を職場に選ぶことで、就職後のトラブルを最小限に抑えることができます。たとえば、内科や消化器科などの診療科目はそれほど高度な知識が必要とされないことや、残業時間が少ないことなどから、若い世代の求職者から人気が高まっています。また、同様の仕事内容であっても、勤務先によって収入額や勤務時間などに大きな差がみられることもあります。